関心なくてもつい見てしまう、へーベルハウスの新聞広告 by五十畑
一見、奇をてらった広告のようだけれど、実はこの住宅商品の機能性の高さを孫悟空というキャラクターの特性にうまく引っかけて説明をしている。機能性の高さと快適な家を建てて住むことのわくわく感というかエンタメ感というか、これらをシンプルでわかりやすい比喩で、見事に表現していると思った。家に関心がなくても、「西遊記」という物語を知っているなら誰もがつい見てしまう。そんなパワーを秘めた広告。これを提案したクリエイティブチームもすごいけど、これを受け入れた旭化成へーベルハウスの人たちもまたスゴイ。こういうアイデアは、たいてい受け入れられずに終わる運命にあるから…。